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番外編! そのいち

ヌヌザック博士
「この輝ける天才、太陽すらもそのまぶしさを恥らうほどに才能をあふれさせる我輩が、今日も箱一杯の地球時代遺物を回収することに成功したのです。はい、拍手」

ミカン
 ぱちぱちぱち

ヌヌザック博士
「いいですねぇ、最高です! 女子高生を助手に迎え、職場でセーラー服を着せているなどと、地球歴時代では言語道断。しかぁし! それが許される時代に我輩は生まれたのです! まさに、まさに、まさに、父上と母上がタイミングよくセックスしてくれて大感謝なのです」

ミカン
 ぱちぱちぱち

ヌヌザック博士
「あ、いまは拍手するところじゃないですからね」

ミカン
 ぱちぱちぱち

ヌヌザック博士
「きいています? もしもーし?」

ミカン
「もちろんです、博士。ところでセクハラの相談窓口ってどこですか?」

ヌヌザック博士
「なぬー! セクハラですか? この我輩の言動のどこが? いいですか、我輩は事実しか言いませんよ? 我輩が天才なのは誰もが知っていること。公知の事実でございます。どのくらい天才かといえば、光が粒子であることを生まれた瞬間に気づき、それを3歳のころに証明したことを挙げれば十分でしょう! 才能があふれているのも事実! 我輩の作った陶芸品は中々のものですぞ? そして、我輩が生まれることが出来たのも、父上と母上がベッドの上で愛し合ってくれたからこそなのです!」

ミカン
「もういいです。あと、博士の陶芸は下手だと思います。私にくれた湯のみ、洗いにくいです。もっと外見的なものじゃなくて、機能的なものを作ってください」

ヌヌザック博士
「ノォー! なんてこというんですか、この女子高生が! 生足だしてりゃ何言っても許してもらえるって思ってるんじゃないですか? どうなんですか?」

ミカン
「どうなんですか?」

ヌヌザック博士
「許しちゃいます! ぜったい許しちゃいます! 上極限も下極限も、そもそも微積分概念すら無意味!」

ミカン
「やっぱり、許されるんじゃないですか」

ヌヌザック博士
「それは正義の問題ですからな! 女子高生であーる! それを正義と見るかどうかなのです。正義論! すばらしいですねぇ。科学ではなく哲学者さんたちのフィールドだ。ですが、我輩、公共善とか、ロールズ的正義なんてのには興味ありません。我輩は独善としての正義として、古代地球の『女子高生』ないし『ティーンエイジャー』を熱狂的に信奉しているのです」

ミカン
「やっぱり児童ポルノ規制は大事ですね」

ヌヌザック博士
「大事ですねぇ。規制されればされるほど、その深遠を覗き込みたくなりませんかぁ? 禁忌に触れている、という罪の意識が 心 地 イ イ ッ !」

ミカン
「罪の意識、あるんですね、博士にも」

ヌヌザック博士
「ありますとも! 罪の意識は人に与えられた快楽ですから!」

ミカン
「快楽?」

ヌヌザック博士
「罪の意識があれば、この世界に慰めを求めることが出来るのです。罪の意識がないものがこの世界に求めるのは、地位や名誉、承認でしょうな。罪の意識は、それを感じれば感じるほどに、この世界に己が実在していることを強烈に自覚させますからな! ああ、今日もミカンたんのフトモモにァハァハしてしまったっ! なんという罪を犯したんだ我輩はっ! ハァっ! その冷たい目線がイイッ! 実にイイッ! このように考えると、この広大で観測されるまで存在できないとする人間原理的科学観を超える、いわば女子高生観測主義量子フォトン理論とも言うべき――ぐがぁっ!」

ミカン
「すみません。まさかこれ、動くなんて思ってなくて。これ、なんです?」

ヌヌザック博士
「いや、もっと謝りましょうよ。我輩のほら、ここみて。刺さってるでしょ、矢が。矢を打ち出すなにかですよ、それ」

ミカン
「すごいですねー。もう一回試し撃ちして良いですか、これ?」

ヌヌザック博士
「ミカンたん! 我輩は気持ちいいっ! じゃなくて、悲しいっ!」

ミカン
「どっちなんですか?」

ヌヌザック博士
「複雑な感じですかな。心のバタフライエフェクト。カオス理論の実証モデルとして有益かも――ぐげっ!」

ミカン
「あ、ごめんなさい。撃っちゃいました。 あとミカンたんって呼ぶの止めてください。キモい」

ヌヌザック博士
「もういいですから、矢を抜いてください。見ての通り、我輩は自分の力で矢を抜くことは出来ないのです」

ミカン
「どうして博士は『うそつきは手を食べられちゃう石像』の形をしてるんですか?」

ヌヌザック博士
「いや、人の意識を無機物上に移行できないかなぁ、と考えて、理論実証機を作ったんですよ」

ミカン
「失敗ですか?」

ヌヌザック博士
「大成功でよ、ミカンたん! だからこんな形になったんです!」

ミカン
「もとには戻らないんですか?」

ヌヌザック博士
「元の姿なんかに戻ったら、ミカンたんが我輩に惚れてしまう危険性がありますからな! わっはっは――はうっ!」

ミカン
「おもしろいですねー、これ。よく当るし」

ヌヌザック博士
「とにかく、矢を抜いてくれませんかね?」

ミカン
「いやです。なんか博士に近づくとお尻さわられるってパステルさんが言ってました」

ヌヌザック博士
「ありえない! 我輩がいかに紳士か証明しましょうか? 紳士は男である→我輩は男である→したがって我輩は紳士である。見事な三段論法でしょう! 論理的!」

ミカン
「うざいです、博士」

ヌヌザック博士
「いいっ! もっといじめて……。いや、あのね、我輩はさ、手とか足ないでしょ? 触れるわけないですよね?」

ミカン
「パステルさんはすり寄ってくるって」

ヌヌザック博士
「安心してください。パステルさんのは触れませんでした。危うく分子レベルに分解されそうになりまして、はい。あれほど焦ったのはなかなか……」

ミカン
「じゃ、しばらくはそのまま我慢してください」

ヌヌザック博士
「ダメですよ! 政府の偉い人とかと会うときはどうしたら良いんですか! 落ち武者みたいに矢刺さったまま会うのは失礼千万五千万でございますです!」

ミカン
「べつに気にしないのでは? どうせ石像なんですから」

ヌヌザック博士
「ミカンたん、あなたは石のように冷たい助手だ」

ミカン
「身を守るためです」

ヌヌザック博士
「安心していいんだよ、ミカンたん。我輩が全力で守ってあげますから、さあ、この胸に飛び込んでおいで」

ミカン
「顔しかないじゃないですか」

ヌヌザック博士
「顔面全体で女子高生を感じる。それはある種の禁忌であり、禁忌ゆえに黒魔法的な神聖さを感じるのでございます」

ミカン
「……ところで、これは?」

ヌヌザック博士
「映像デバイスですかな。デーベーデーとかなんとか」

ミカン
「たしかにDVDみたいですね。再生機ありましたっけ?」

ヌヌザック博士
「我輩を何だと思っているのかね? 分子フォトン生物学の博士であり、医学博士だよ?」

ミカン
「工学やってないですね」

ヌヌザック
「基礎はやったの! 一般教養くらいあるもん!」

ミカン
「で?」

ヌヌザック博士
「で? って……キミそれ失礼でしょ。仮にも上司に」

ミカン
「じゃ、辞めます」

ヌヌザック博士
「採用! 百万回採用! ここで女子高生ブランドを失うわけにはいかないんですよっ! それに……」

ミカン
「それに?」

ヌヌザック博士
「地球の話が出来る人は、キミが初めてなんだ。たのむ、我輩を一人にしないでくれないかい? もう、一人で地球を想う時間には戻りたくない」

ミカン
「博士……」

ヌヌザック博士
「時が意味を失うほどに、我輩はいろんなものを見てきた。何もかもうつろ。全ては空をつかむようなものだった。だからこそ、我輩は原点だった地球に惹かれるのだよ」
 
ミカン
「……まじ、どうでもいいから、DVDプレイヤーどこです?」

ヌヌザック博士
「ちょ、おま」

ミカン
「あ、ここにあるじゃないですか。電源ソケットは……」

ヌヌザック博士
「おーい」

ミカン
「あ、動いた」

ヌヌザック博士
「ぬー。我輩も見たいですぞ」

ミカン
「あとはディスクを入れて……」

ヌヌザック博士
「SEGAの作品を超えるものなど、ありえないですな。ふふふ、我輩が徹底的に批判してやろうじゃないですか」

ミカン
「博士、椅子ないですか? 落ち着いてみたいんですけど」

ヌヌザック博士
「ないよ。我輩しかこの研究室にいなかったのだからね。椅子など不要な生活スタイルを形成しているのだよ」

ミカン
「じゃ、ここに転がってくれます」

ヌヌザック博士
「こうですかな? ふむふむ、なるほど、絶景かな、絶景かな」

ミカン
「? まだ始まってませんよ」

ヌヌザック博士
「いや、なんでもない」

ミカン
「どっこいしょ」

ヌヌザック博士
「……なぜ我輩がきみの座布団になっているのかね? いや、これはもしや……役得!?」

ミカン
「再生はこれかな? あ、映った」

ヌヌザック博士
「何たる感無量、このまま死んでも良いかも。ああ……って、おい! 我輩がそのデーベーデーの内容を鑑賞できないではないですか!」

ミカン
「なつかしいな。ディズニーかぁ。CGアニメなんて。……ぐすっ」

ヌヌザック博士
「――(ど、ど、ど、どうしろと? 我輩が過去に帰してやる(キリッ)みたいなことなぞ言えませんぞ。理論上、不可能ですからな)」

ミカン
「――この子、わたしと同じだ。一人なんだ」

ヌヌザック博士
「……動画が観えませんから、なんとも言えませんが」

ミカン
「ちょっと、邪魔しないでください」

ヌヌザック博士
「――決して、一人にはさせません。我輩、こうみえてもロマンチストですからな」

ミカン
「……うざっ」

結局仲良く鑑賞したもの
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テーマ : PHANTASY STAR ONLINE2
ジャンル : オンラインゲーム

プロフィール

YABUSAME

Author:YABUSAME
PSO2をプレイして、結構たちましたねぇ。
SEGAさんの公式サポーターになって随分たちました。

さて、ここにはテキストコンテンツしかありません。
華やかな画像やSS、イラストとは無縁ですのでご了承ください。
ななめ読みとかして楽しんで頂ければと思います。





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